家族みんなで学びたいお金の話

知って得するお金(資産形成)の話を定期的に発信していくブログです!

第1回 そもそもお金(資産形成)の勉強は必要なのか!?

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 皆様、初めまして!30歳会社員、0歳の息子の子育てを 楽しんでいるはるすけです。このブログでは、「家族みんなで学びたいお金の話」をテーマにして、知って得するお金(資産形成)の情報をできる限りわかりやすく発信していこうと思います!

1.お金(資産形成)の勉強が必要な理由

 早速ですが、皆様は「お金(資産形成)の勉強は必要がある」と思いますでしょうか?

 私は、1年前まで勉強する必要がないと思っていました。将来必要になる子どもの教育費、住宅費、老後にかかる費用等を”貯金”さえできていればいいと考えていました。そんな私の考えを変えるきっかけとなったのが、子どもが生まれ、いよいよマイホームの購入を検討しようと思い、ライフシミュレーション表を作成したときです。なんと……10年後には収入よりも支出が大きくなり赤字となっていたのです( ;∀;)

 これを機に、このままでは家族を支えられないと考え、本気でお金(資産形成)について勉強を始めました!その中で、お金(資産形成)の勉強は必要であるとの結論に至りました。理由は大きく分けて、以下の3つです。

年金問題

 1つ目の理由は、少子高齢化を主な理由として、将来受け取る年金は減額されるため、自分で老後の資産形成を行っていく必要があるからです。

 数年前になりますが、老後2,000万円問題という話がメディアに取り上げられていたことを覚えていますでしょうか?老後2,000万円問題とは、金融庁の金融審議会が公表した「報告書*1」において、「老後20~30 年間で約1,300 万円~2,000 万円が不足する」という試算結果*2となり、老後の資産形成をどうしていくかという問題のことです。 

 あくまでもモデルケースにおける老後資金の不足額であり、一概に自分に当てはめることができませんが、少なくとも老後の収入源である年金が減額されることは覚悟しなければいけないと思います。そのような厳しい環境であることから、金融庁の報告書にも記載されていましたが資産寿命の長期化が必要になってくると思います。

 つまり、老後の生活において、年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるか考え、自分の老後に向けた資産形成を行うためにお金(資産形成)の勉強が必要であると考えています。

②雇用形態の変化

 2つ目の理由は、日本企業の特徴である終身雇用制度に限界が見え始めているからです。

 近年は、早期・希望退職を募る企業が増加傾向にあります。㈱東京商工リサーチの調査 *3では、6月3日時点における2021年の上場企業の早期・希望退職者募集人数は、1万225人(企業数は50社)となっており、2019年から3年連続で募集人数が1万人を超えています

 直近の数値はコロナの影響もあると思いますが、ITの発展による業務効率化、ビジネスモデルの変化等、目まぐるしく変化が起きている現代では、終身雇用制度を維持することが難しくなると考えられます。決して他人事ではなく、将来、今働いている企業が早期・希望退職を募集するかもしれません。そのときに、退職金頼みで資産はほぼありませんという状態では、数か月間の生活維持さえ厳しいかもしれません。

 将来への不安を解消するためには、企業で成果を出し続けるだけでなく、万が一のリスクに備えて、今から自分の資産形成を行う必要があり、そのためには、お金(資産形成)の勉強が必要であると考えています。

③我が子への贈り物

 3つ目の理由は、自分が勉強したことを息子に伝えることで、将来、お金(資産形成)に関することで悩んでほしくないからです。これから歩んでいく長い人生の中で、きっとやりたいことがたくさん出てくると思います。そんなときにお金がないから諦めるといった判断はできる限りして欲しくないと思っております。

 息子がやりたい(成し遂げたい)ことを出来るだけ叶えてあげるためにも、自分をはじめ、家族みんなでお金(資産形成)の勉強をすることが必要であると考えております。

 

2.お金(資産形成)とはなにか

①定義 

 私のブログでは、お金(資産形成)を目的を達成するための手段と定義します。そして、資産形成を①貯める、②稼ぐ、③投資、④管理と4つのカテゴリーでわけております。イメージは下の図のとおりです。

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 ②勉強方法

 お金(資産形成)の勉強方法については、体系的に学んだ方が頭に入ってくると思いますので、上の図にもとづき、カテゴリー毎に学んでいきます。

 多くの本を参考にしましたが、体系的にまとまっていて、且つ、前提知識がほぼなくても学んでいくことができるものは以下のとおりです。本屋で立ち読みでもいいので、目を通してみてください。

・本当の自由を手に入れる お金の大学

3.終わりに 

 第1回目ということもあり、一番重要であるお金(資産形成)について勉強することの必要性を説明しました。2回目以降は、4つのカテゴリーの観点から、知って得するお金(資産形成)の情報を発信していければと思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

*1:出典:令和元年6月3日付『金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」』

*2:試算条件:夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯では、毎月の不足額の平均は約5.5万円であり、まだ 20~30 年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で 1,300 万円~2,000 万円になるという試算である。

*3:出典:㈱東京商工リサーチ 2021年上場企業「早期・希望退職」実施状況~前年より3カ月早く、募集人数が1万人超え~

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